芸術・アートはなぜよく分からない。どこが面白いのか。どうすれば楽しめるか。美術作家の解説。

こんにちは。

 

「芸術」「アート」Google検索すれば、「よく分からない」サジェストされるぐらい、芸術はよく分からないものと見られているようです。

 

私が美術作家を始めたのは2020年4月ごろです。(本記事を書いているのは2021年7月)

2年前はどちらかと言えば「よく分からない」と思う側の人間でした。

というのは、美術の知識は少しありましたが、やはり作品を見ると「何がいいのか…」となることのほうが多かったからです。

 

そんな私だからこそ思う、美術が分かりにくい理由と楽しみ方を教えます。

 

きっと芸術を楽しむための方法が分かる…


はずです!

 

 

 

芸術・アートはなぜ分からないのか

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芸術・アートが分からない理由は教えてもらえないからです。

 

娯楽の一つだから誰でも楽しめるものでは…と考えてはいけません。

 

例えばテレビで見るお笑いにしても、ボケとツッコミの役割の理解、時事ネタが入った漫才や物マネの芸では元の知識が必要となります。

 

何も考えずに楽しんでいるのではなく、実は知識が求めれています。

 

スポーツ観戦もルールを理解して分かるようになります。フォーメーションや選手の情報などと知識が増えてより楽しく思えてきます。

 

特にアートに近いものが文学ではないかと思います。(文学もアートと考えることもできますがそれは置いておきます。)

 

文学は小学校の1年から、国語という時間で味わいます。

漢字を覚え、比喩といった表現法を知り、登場人物の気持ちを考える、発表するなんてことを行います。

次第に文章も難しくなり、中学3年生の頃には文豪太宰治が出てきたことを覚えています(『走れメロス』)。

 

しかし、芸術(小学校では図工)では絵を描いていく授業がほとんどではないでしょうか。

絵を鑑賞し、油絵やキャンバスなどの使用する素材を学ぶこと、タッチや色彩の違いを分析すること、描いた人の気持ちについて話し合い、考えるなんてことをすることは少ないのではないでしょうか。

 

日本の教育は、小学校のころから学びとして、芸術に触れるということは行われていません。

 

多くの人が、鑑賞力のない子ども状態のまま、難解な絵が紹介される事態。
この事態が発生しているのが日本です。
例えば、多くの人にピカソの名前が知られていますが、ピカソの作品はかなり難解なものだと私は思います。

 

文学で例えれば、国語の授業をほとんど受けれず育った人に、夏目漱石ドストエフスキーの書籍が急に渡されるような次第です。

 

もしそんなことがあれば、「本は意味が分からない!」「どこが面白いのか分からない!」となってしまいますね。

 

しかし、芸術・アートで事態は起こっています。
分からないという声が発せられるのは、鑑賞の仕方を教わっていないにも関わらず難解な作品が偉大な作品として見せられているからなのです。

 

芸術・アートのどこが面白いのか。

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芸術・アートのどこが面白いのかと言うと、面白いのは芸術ではなく、芸術作品だと思います。

 

こちらも本に例えたいのですが、

本が好きという人も、すべての本が好きなわけではありません。

 

好きな小説家や好きな本に出会いことで楽しめます。

 

芸術・アートも好きな美術作家や好きな作品に出合い、味わうことが面白いのです。

 

面白くない、と言う人ほどまだ多くの作品に触れ、知識を持っていないことがあるかもしれません。

 

芸術・アートを楽しむためには時間を費やせ

ここまで、芸術・アートがなぜ分からないか、面白く見えないかを話してきました。

 

芸術・アートを楽しむ方法はは時間をかけ、知識や鑑賞経験を積んでいくことです。

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知識がつくことで、新たに好きな作家や作品が見つかり、より広がっていきます。

 

一見どこがいいのか分からなかった作品も楽しめるようになっていきます。

 

以下で、どう時間を費やすとよいかをお話します。

 

芸術を楽しむために

では、どのように芸術鑑賞、知識や経験を積めばよいかおすすめします。

①ネットで検索してみよう

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一番におすすめしたいのはネットで検索することです。

 

ある程度知名度のある偉大な芸術家であれば「(芸術家名) 解説」Google検索すれば、「美術手帖」のような大手サイトや個人のアート好きの解説サイトが現れてきます。

 

気になる作家や作品があれば検索してみましょう。

印象派」「現代アート」のような美術用語を入れてみるのもよいです。

 

芸術を楽しむとなると、美術館に行くこと、または画集を見ることが浮かぶかもしれません。

が、私は知識がある上で行くほうが楽しいと思います

 

②書籍を見てみよう

芸術・アートをこれから楽しみたいという人にはこちらの本がおすすめです。

アートについて書かれた本には、ある特定の美術運動や人物について詳細に書かれたものがあります。

 

上記の書は、この本は知識がない中でも、こう鑑賞すると楽しいなどと紹介されています。

 

表題の通り、エリートとの関係という、芸術・アートを見る上での1視点の話もありますが、アートの楽しみ方が分かりやく書かれおり、気軽に読むことができます。

 

③好きなアーティストを発見しよう

知識やアートの知識・見方を得れば、美術館に行く、画集を見てみるなど鑑賞をしてみましょう。(画集は高いので図書館で借りることがおすすめです。)

 

知識・鑑賞経験が増えるほど美術館が楽しくなってきます。 

 

美術館や画集で見ることの良さは非日常性や、新たな出会いです。

ネットでは画像として見れる作品もありますが、やはり限られています。

作家の代表作ばかりです。

 

味わう中で気になるアーティストを見つけ、さらに知識を深めていく。

その繰り返しがアートの味わい方です。

 

まとめ

今回は『芸術・アートはなぜわからない。どこが面白いのか。どうすれば楽しめるか。美術家の解説。』と題して、芸術・アートの楽しみ方を解説していきました。

 

  • 芸術・アートが分からないのは教えてもらっていないから
  • 芸術・アートが面白いのではなく、面白い作品に出合うのが楽しい
  • 楽しむためには、時間を費やすべき
  • まずネット検索を使い、知識を増やしてみることがおすすめ

 

が話の要点です。

 

まずは、気になる有名アーティストを少し調べてみるとよいでしょう。

 

記事が芸術・アートを楽しむための一助になれば幸いです。

 

読んで頂きありがとうございました。